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母の聖戦
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母の聖戦

戸惑い、焦り、愛情、怒り、そして戦う母へ― 自らの命に代えてでも、我が子の奪還を誓った母親の、想像を絶する愛と執念の物語

誘拐された娘を奪還するため、命がけの闘争に身を投じた女性の実話をベースにメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫った本作は、ルーマニア生まれでベルギーを拠点に活動するテオドラ・アナ・ミハイ監督の劇映画デビュー作である。この3カ国合同の国際プロジェクトは、名匠ダルデンヌ兄弟、『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ映画祭パルムドールに輝いたクリスティアン・ムンジウ、『或る終焉』『ニュー・オーダー』で知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコといった名だたる映画人がプロデューサーとして参加し実現した。

STORY

 メキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘ラウラが犯罪組織に誘拐された。誘拐犯の要求に従い、20万ペソの身代金を支払ってもラウラは帰ってこない。警察に相談しても取り合ってもらえないシエロは、自力で娘を取り戻すことを胸に誓い、犯罪組織の調査に乗り出す。そのさなか、軍のパトロール部隊を率いるラマルケ中尉と協力関係を結び、組織に関する情報を提供したシエロは、誘拐ビジネスの闇を目の当たりにしていく。人生観が一変するほどのおぞましい経験に打ち震えながらも、最愛の娘を捜し続けるシエロは、いかなる真実をたぐり寄せるのか…。

母の聖戦

『母の聖戦』

監督:テオドラ・アナ・ミハイ
製作:ハンス・エヴァラエル
共同製作:ダルデンヌ兄弟、クリスティアン・ムンジウ、ミシェル・フランコ、
エレンディラ・ヌニェス・ラリオス
出演:アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、アジェレン・ムソ、ホルヘ・A・ヒメネス

2021年/ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作/135分/カラー/スペイン語/5.1chデジタル/スコープサイズ/原題:La Civil  字幕翻訳:渡部美貴  映倫G
配給:ハーク 配給協力:FLICKK
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2023年1月20日(金)公開
ヒューマントラストシネマ有楽町
新宿武蔵野館
YEBISU GARDEN CINEMA