『ミス・シェパードをお手本に』
名女優マギー・スミスが贈る、英国式シアワセ生活!
ボロは着てても心は錦!ポンコツ車のレディがやってくる!
トニー賞を受賞するなど英国を代表する劇作家アラン・ベネット。彼の驚くべき経験をもとに書かれた回想録「The Lady in the Van」は1999年に舞台化され、この度15年の時を経て同じチームで映画化されました。風変わりな謎のレディ”ミス・シェパード”を演じるのは、アカデミー賞®、英国アカデミー賞を数多く受賞し、最近では『ハリー・ポッター』シリーズ、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』やドラマ「ダウントン・アビー」で知られる名女優マギー・スミス。舞台版でも同役を演じ、「マギー・スミス史上もっともマギーらしい当たり役」と称されました。日本でも黒柳徹子が演じ、大ヒットを記録。偏屈だけど、チャーミングでどこかに組めないミス・シェパード。人間関係のしがらみや物欲にとらわれない彼女の自由な生き方は、きっと私たちの心も豊かにしてくれます。
舞台版と同じくベネットを演じたのはロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台で活躍しているアレックス・ジェニングス。監督は舞台版の演出も務めたニコラス・ハイトナー。2人は『英国万歳!』や、大成功を収めた「ミス・サイゴン」でもタッグを組んでおり、今回はユーモアたっぷりで、ちょっと切ない感動作で楽しませてくれています。
ロンドンのカムデン。誇り高き淑女”ミス・シェパード”は、路上に停めたオンボロの黄色い車で自由気ままに暮らしていた。近所の住人たちは、年老いた老女を心配し親身に世話を焼くが、お礼を言うどころか悪態をつくばかり。ある日、路上駐車をとがめられている姿を見かけた劇作家ベネットは、親切心から自宅の駐車場をひとまず避難所として提供する…それから15年。ミス・シェパードは駐車場に居座り続け、ふたりは奇妙な共同生活を送っている。彼女の高飛車な態度や突飛な行動に頭を抱えつつも、いつかし不思議な友情が生まれていた。そしてベネットは、なぜかフランス語が堪能で音楽にも造詣が深いミステリアスな子の老婦人に作家としてとても惹かれてゆく…。劇作家アラン・ベネットの驚きの実話がついに映画化!
『ミス・シェパードをお手本に』
CAST
ミス・シェパード:マギー・スミス(谷育子)
アラン・ベネット:アレックス・ジェニングス(内田直哉)
アンダーウッド警官:ジム・ブロードベント(森功至)
ヴォーン・ウィリアムズ夫人:フランシス・デ・ラ・トゥーア(仲村かおり)
ルーファス :ロジャー・アラム(藤吉浩二)
STAFF
監督:ニコラス・ハイトナー
2015年/イギリス/英語/104分/字幕翻訳:西田有里/後援:ブリティッシュ・カウンシル、英国政府観光庁
配給:ハーク
DVD販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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