デュー あの頃の君とボク
LGBTへの理解も知識も今のようにはなかった90年代のタイを舞台に、惹かれあう男子高校生の甘酸っぱい過去の記憶と、現在につながっていく運命の糸を、ポエティックな台詞と映像美で鮮烈に映画化
大人気ドラマ「The Shipper」などでBLジャンルの若手カリスマと呼ばれるパワット・チットサワンディ(愛称オーム)と、ドラマ版「バッド・ジーニアス」の新星サダノン・ドゥーロンカウェロー(愛称ノン)の二大ライジングスターが等身大の魅力を全開にして初共演。監督&脚本を務めたのは、映画『チョコレート・ファイター』の名脚本家でも知られるタイ映画界の実力派マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル。イ・ビョンホン主演の韓国映画『バンジージャンプする』をもとにニュー・アレンジを加え、愛する輝きのみならず苦悩と葛藤にも鋭く切り込んだ純度の高い〝永遠のラブ・ストーリー〟が誕生した。
1996年、タイ郊外の田舎町。同性愛への偏見が色濃い町で、厳格な家庭に育った高校生ポップと、母と二人暮らしの転校生デューは運命的な出会いをした。二人の友情はほのかな愛情へと成長。その関係は学校にも家族にも知れ渡り、周囲に理解されず追いつめられていくポップとデュー。やがて二人は離れ離れに...。23年後、ポップは母校の教師に着任。問題児の女子生徒リウを気にかけるたび、なぜかデューとの思い出がデジャブとなって蘇る。彼女は一体何者なのか?運命に導かれ出会った二人は、衝撃の結末を迎える──。
デュー あの頃の君とボク
2021年7月2日(金)シネマート新宿/シネマート心斎橋ほか順次公開予定
監督・脚本:マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル
出演:パワット・チットサワンディ、サダノン・ドゥーロンカウェロー、スコラワット・カナロス、ヤリンダー・ブンナーク、ダリサ・カーンポ
©2019 CJ MAJOR ENTERTAINMENT CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED