『ラスト・プリンセス-大韓帝国最後の皇女-』
激動の人生を駆け抜けた大韓帝国最後の皇女、その衝撃の運命とは―
『四月の雪』『八月のクリスマス』など恋愛映画の名手と呼ばれる監督ホ・ジノが、ドキュメンタリー番組を通して知った徳江翁主の波乱の人生に衝撃を受け、脚本に4年間を費やし完成させた意欲作。徳恵が独立戦争に加わるという架空エピソードを加え、史実を超えるドラマティックでスリリングな門のガタリを作り上げた。歴史に翻弄される悲劇のヒロインを『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンが演じ、人気俳優パク・ヘイルと、初共演ながら息の合った圧倒的な演技を見せる。脇を固めるのはユン・ジェムン、ラ・ミラン、大ベテランのペク・ユンシク、そして日本からは戸田菜穂など豪華な顔ぶれが集結した。
日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘として生まれた徳恵翁主<トッケオンジュ>は、日韓併合の推進と朝鮮皇室の消滅を図る政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられてしまう。祖国に帰れる日だけを待ちわびながら月日は流れ、大人になった彼女の前に、幼馴染のキム・ジャンハンが立派な青年となり姿を現す。大日本帝国軍に従事する一方、秘かに朝鮮独立運動に尽力していたジャンハンは、王朝復古のため徳恵と皇太子である兄王を上海へ亡命させようと計画する。信念に突き動かされた者たちは、激動の歴史の中で想像を絶する運命に身を投じていくが…。
『ラスト・プリンセス-大韓帝国最後の皇女-』
CAST
ソン・イェジン
パク・ヘイル
ユン・ジェムン
ペク・ユンシク
ラ・ミラン
戸田 菜穂
STAFF
監督・脚本:ホ・ジノ
2016年/韓国/韓国語・日本語/127分/カラー