2004年に日本で公開され話題になったペ・ヨンジュン初主演作『スキャンダル』のデジタルリマスター版の公開日が2018年1月20日土）に決定し、併せてポスタービジュアルが解禁となりました。

本作はフランスの古典恋愛小説『危険な関係』を、18世紀の李氏朝鮮を舞台に映画化した華麗な恋愛ドラマ。華やかな朝鮮王朝を舞台に、優雅に繰り広げられる恋愛ゲームを描き、時代劇ならではの鮮やかな衣装や装飾品の評価も高く、ペ・ヨンジュンと2007年に『シークレット・サンシャイン』での演技により第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞し今や世界的な実力派人気女優チョン・ドヨンとのベッドシーンが話題となりました。

監督は、『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』のイ・ジェヨン。主演は公開当時、これまでの誠実なイメージではなく、プレイボーイを熱演しファンを驚かせた韓流の先駆者ペ・ヨンジュン。その他、『造られた殺人』『うつせみ』のイ・ミスクなどが出演しています。

日本での公開当時は、「冬のソナタ」がNHK総合チャンネルで放送スタートした直後で、本作の公開直前に来日したペ・ヨンジュンを一目見ようと羽田空港に7000人を超えファンが押し寄せるなど、言わずと知れた韓流ブーム全盛期。その立役者のペ・ヨンジュンによる映画初主演作ということもあり、公開するや否や劇場には人が押し寄せ、社会現象となりました。韓国では当時、「韓国映画最多週末観客数記録」など数々の記録を塗り替え、韓国最大の映画の祭典である青龍映画賞2003では、最優秀作品賞にも輝き、作品としても高評価を得ています。この度、脚色・演出・演技・衣装・美術、いずれも第一級であるという作品的価値を映画ファンの皆様に再認識してきただきたいという思いから、制作から15年という節目の2018年にリバイバル上映する運びとなりました。是非劇場のスクリーンでご覧くださいませ。

＜STORY＞

時は朝鮮王朝時代。恋愛ゲームを生きがいにしているチョ婦人（イ・ミスク）は、親密な関係にある従兄弟チョ・ウォン（ペ・ヨンジュン）に、夫の妾のソオクを犯してほしいと頼む。だが、彼の標的は9年間貞節を守ってきたスク婦人（チョン・ドヨン）。そこでウォンは初恋の相手でもあるチョ婦人と、スク婦人を落とす賭けに出る。初めは見向きもしないスク婦人だったが、ウォンの熱心な求愛を受け、やがて彼の手に落ちる。しかしウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てたスク婦人のを話の種にしてしまうチョ婦人。それを聞いていたウォンは、ゲームの標的だったスク婦人のことを愛していると初めて気づくのだったが…。

『スキャンダル』

2018年1月20日（土）よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開

2003年/韓国/124分/カラー/R-18/日本語字幕：根本理恵

配給：ハーク

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