• 足りないものばかりに目を向けて落ち込むのはもう終わり
    不安だらけの人生を過ごす人たちに贈る優しいエール
    親友は結婚をして今では子どもの話に夢中。それに対して34歳で独身、大学も1年で中退し、レストランの給仕として働くブリジットは夏のナニー(子守り)の短期仕事を得るのに必死だ。自分では一生懸命生きているつもりだが、ことあるごとに周囲からは歳相応の生活ができていない自分に向けられる同情的な視線が刺さる。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットの人生に、ナニー先の6歳の少女フランシスや彼女の両親であるレズビアンカップルとの出会いにより、少しずつ変化の光が差してくる――。
    SNS(ソーシャルメディア)でシェアされる、人々の充実したように見える人生。それに比べて「自分なんて」と落ちこみ、満たされない気持ちや不安にさいなまれる人は大勢いるはず。『セイント・フランシス』はそんな不安だらけの毎日を生きるすべての人を、笑顔でそっと抱きしめてくれる。
  • グレタ・ガーウィグに続く才能!
    タブーとされていた「女性あるある」をユーモアと見事なバランスで描く
    ケリー・オサリヴァンの脚本デビュー作
    これまで映画で描かれることの少なかった生理、避妊、妊娠、中絶といった女性の身体にのしかかる負担やプレッシャー、さらにレズビアンカップルが直面する社会的な差別といったリアルを、軽やかに脚本に落としこんだのは今作で主演も務めるケリー・オサリヴァン。欧米では「先駆的」という表現が多く使われた本作は、ケリー・オサリヴァンの自伝的要素を織りこんだオリジナル脚本デビュー作。「女性に生理がなかったら地球には誰も存在しないのに、若い頃から生理のことは隠すように教育されている」。この女性が毎月向き合う日常の当たり前はタブーとされ、キレイな部分だけが美化されている現状に疑問を感じ、女性の心身の本音を見せたかったという。
    グレタ・ガーウィグの『レディ・バード』(17)の女性の描き方に触発され、俳優として多くの脚本を読んできた経験を生かして本作の執筆を開始。社会問題を上手に取りこみながら、大人だからこその苦悩と揺れ動く心情、そして今を生きる人たちの本音をユーモアと感動を交えてナチュラルに伝える凄腕は、まさにグレタ・ガーウィグの才能を彷彿とさせる。今後の作品と活躍にも大きな注目が集まる。
  • 愛さずにはいられない6歳の少女フランシス
    多様なキャストが魅せる日常の表と裏を
    長編初監督のアレックス・トンプソンがカメラに収める
    物語のカギを握る6歳の少女フランシスを演じるのは、本作が俳優デビューとなったラモーナ・エディス・ウィリアムズ。ちょっぴり生意気な大人っぽさと子どもらしさが同居する彼女の演技に、誰もが夢中になってしまうだろう。そのフランシスを赤ちゃん扱いせず、一個人として接するレズビアンカップルの両親にチャリン・アルヴァレスとリリー・モジェク。ブリジットのボーイフレンドでミレニアル世代の考えを代弁するジェイス役には、やはり今作が俳優デビューとなったマックス・リプシッツ。さらにこの多様なキャストと、ときに重たくなりがちな繊細なテーマをテンポよくつなぎ、それぞれの怒りや悲しみ、不安や喜びといった感情を全方位から抽出しているのが、長編初監督となるアレックス・トンプソン。今作は私生活のパートナーでもあるケリー・オサリヴァンたっての願いで引き受けたそうだが、その相性の良さは作品を観れば一目瞭然だろう。
足りないものばかりに目を向けて落ち込むのはもう終わり
不安だらけの人生を過ごす人たちに贈る優しいエール
親友は結婚をして今では子どもの話に夢中。それに対して34歳で独身、大学も1年で中退し、レストランの給仕として働くブリジットは夏のナニー(子守り)の短期仕事を得るのに必死だ。自分では一生懸命生きているつもりだが、ことあるごとに周囲からは歳相応の生活ができていない自分に向けられる同情的な視線が刺さる。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットの人生に、ナニー先の6歳の少女フランシスや彼女の両親であるレズビアンカップルとの出会いにより、少しずつ変化の光が差してくる――。
SNS(ソーシャルメディア)でシェアされる、人々の充実したように見える人生。それに比べて「自分なんて」と落ちこみ、満たされない気持ちや不安にさいなまれる人は大勢いるはず。『セイント・フランシス』はそんな不安だらけの毎日を生きるすべての人を、笑顔でそっと抱きしめてくれる。
グレタ・ガーウィグに続く才能!
タブーとされていた「女性あるある」をユーモアと見事なバランスで描く
ケリー・オサリヴァンの脚本デビュー作
これまで映画で描かれることの少なかった生理、避妊、妊娠、中絶といった女性の身体にのしかかる負担やプレッシャー、さらにレズビアンカップルが直面する社会的な差別といったリアルを、軽やかに脚本に落としこんだのは今作で主演も務めるケリー・オサリヴァン。欧米では「先駆的」という表現が多く使われた本作は、ケリー・オサリヴァンの自伝的要素を織りこんだオリジナル脚本デビュー作。「女性に生理がなかったら地球には誰も存在しないのに、若い頃から生理のことは隠すように教育されている」。この女性が毎月向き合う日常の当たり前はタブーとされ、キレイな部分だけが美化されている現状に疑問を感じ、女性の心身の本音を見せたかったという。
グレタ・ガーウィグの『レディ・バード』(17)の女性の描き方に触発され、俳優として多くの脚本を読んできた経験を生かして本作の執筆を開始。社会問題を上手に取りこみながら、大人だからこその苦悩と揺れ動く心情、そして今を生きる人たちの本音をユーモアと感動を交えてナチュラルに伝える凄腕は、まさにグレタ・ガーウィグの才能を彷彿とさせる。今後の作品と活躍にも大きな注目が集まる。
愛さずにはいられない6歳の少女フランシス
多様なキャストが魅せる日常の表と裏を
長編初監督のアレックス・トンプソンがカメラに収める
物語のカギを握る6歳の少女フランシスを演じるのは、本作が俳優デビューとなったラモーナ・エディス・ウィリアムズ。ちょっぴり生意気な大人っぽさと子どもらしさが同居する彼女の演技に、誰もが夢中になってしまうだろう。そのフランシスを赤ちゃん扱いせず、一個人として接するレズビアンカップルの両親にチャリン・アルヴァレスとリリー・モジェク。ブリジットのボーイフレンドでミレニアル世代の考えを代弁するジェイス役には、やはり今作が俳優デビューとなったマックス・リプシッツ。さらにこの多様なキャストと、ときに重たくなりがちな繊細なテーマをテンポよくつなぎ、それぞれの怒りや悲しみ、不安や喜びといった感情を全方位から抽出しているのが、長編初監督となるアレックス・トンプソン。今作は私生活のパートナーでもあるケリー・オサリヴァンたっての願いで引き受けたそうだが、その相性の良さは作品を観れば一目瞭然だろう。
うだつがあがらない日々に憂鬱感を抱えながら、レストランの給仕として働くブリジット(ケリー・オサリヴァン)、34歳、独身。親友は結婚をして今では子どもの話に夢中。それに対して大学も1年で中退し、レストランの給仕として働くブリジットは夏のナニー(子守り)の短期仕事を得るのに必死だ。自分では一生懸命生きているつもりだが、ことあるごとに周囲からは歳相応の生活ができていない自分に向けられる同情的な視線が刺さる。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットの人生に、ナニー先の6歳の少女フランシス(ラモーナ・エディス・ウィリアムズ)や彼女の両親であるレズビアンカップルとの出会いにより、少しずつ変化の光が差してくる――。
30代になると周りの人から当然のようにキャリア、結婚、子ども、そして成功していることを期待される。
ブリジットはそのどれも持っていなくて、自分が出来損ないのように感じるの。
ケリー・オサリヴァン
脚本/ブリジット
俳優、脚本家。アーカンソー州ノースリトルロック出身。『セイント・フランシス』が初の長編映画脚本となる。俳優としてはステッペンウルフ・シアター、グッドマン・シアター、ライターズ・シアター、パシフィック・プレイライト・フェスティバル、Ojai Playwrights Conferenceで舞台に立つ。テレビ出演には「Sirens」の2シーズン、映画出演にはインデペンデント映画の「Henry Gamble’s Birthday Party」 「Olympia」「 Sleep with Me」などがある。ノースウェスタン大学、ステッペンウルフ・シアター・カンパニー付属の演劇学校を卒業、プリンセスグレース財団の劇場向けの奨学金を受け、3Arts Make a Wave(シカゴを中心にしたアーティスト間の寄付プログラム)の受賞者でもある。
ラモーナ・エディス・ウィリアムズ
フランシス
イリノイ州ジョリエット出身、2012年5月21日生まれ。1歳からコンテストに参加し始める。2歳のときにフィギュアスケートと恋に落ち、そして自らラモーナ姫であることを宣言する。3歳の時にLily's Talent Agencyと契約。2017年の終わりにかけてはオーディション活動を控えていた。その後、2018年の5月ラモーナは『セイント・フランシス』のオーディションに呼ばれた。Lily's Talent Agencyに登録していた連絡先をアップデートしていなかったにも関わらず、キャスティング会社からこの作品のオーディションに絶対に参加してほしいというリクエストがあったため、連絡を受ける。現在ラモーナはスケートに集中している。オリンピック出場が夢だそう。
ジム・トゥルー=フロスト
アイザック
HBOの「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のプレッツ役で最も知られる。映画出演には『 声をかくす人』『白い刻印』『シングルス』『未来は今』『ボディ・リップス』などがある。 テレビシリーズでの役柄には、「American Odyssey」へのレギュラー出演、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」、「HOSTAGES ホステージ」「666 パーク・アベニュー NYの悪夢」への出演がある。シカゴのステッペンウルフ・シアター・カンパニーのメンバーであり、「I Just Stopped By to See the Man」「David Copperfield」「Side Man」「The Pillowman」「The Playboy of the Western World」「The Homecoming」「Killer」といった作品の演出・出演を務めてきた。
チャリン・アルヴァレス
マヤ
イリノイ州シカゴ在住のメキシコ人女優。舞台、映画・テレビ出演には「Easy イージー」「シェイムレス 俺たちに恥はない」「シカゴ・ファイア」「BOSS/ボス ~権力の代償~」「First and Only Lesson」「Dogwalker」「Rogers Park」「Olympia: Manual on how to live your life」「Signature Move」「En Algun Lugar」「Princess Cyd」『ハラ』『セイント・フランシス』がある。「Two Sisters and a piano」と「2666」でJeff Award(シカゴの演劇賞)にノミネートされた。
シンプルにケリーはいつでもブリジットだったんだ。疑問に思ったことは一度もない。
アレックス・トンプソン
監督
ケンタッキー州出身。デポー大学を卒業後LAのキャスティング会社であるLessall Castingでアシスタントを務めた。数か月後、トンプソンは自身の初監督作品となる短編「Irene & Marie」の役者を選ぶ。映画にはオリンピア・デュカキス、ローズ・グレゴリオ、バート・ヤング、ルイス・ゾリックが出演した。シカゴで数本の映画を撮り続け、その中にはオースティン・ペンドルトンが出演して、ローマ国際映画祭で最優秀審査員賞を受賞した「Calumet」も含まれる。これによってオースティンとの友情関係ができ、いくつかのミュージックビデオ、1本のウェブシリーズ、2本の長編映画「Our Father」「King Rat」にプロデューサーとして携わる。2017年に、ケリー・オサリヴァン脚本・主演の『セイント・フランシス』が初の長編監督作品となった。本作は2019年3月にSXSW Film Festivalでプレミア上映された。現在はイリノイ州シカゴ在住。トンプソンはNew City’s Film(シカゴの映画情報サイト)の“Chicago’s Screen Gems”(シカゴのスクリーンの宝)リスト50に最近選ばれた。
Staff
監督:アレックス・トンプソン
脚本:ケリー・オサリヴァン
プロデューサー:アレックス・トンプソン、ジェームス・チョイ
音楽:アレックス・バビット、クイン・ツァン
撮影:ネイト・ハートセラーズ
編集:アレックス・トンプソン
美術:マギー・オブライアン
Cast
ブリジット:ケリー・オサリヴァン
フランシス:ラモーナ・エディス・ウィリアムズ
マヤ:チャリン・アルヴァレス
ジェイス:マックス・リプシッツ
アニー:リリー・モジェク
アイザック:ジム・トゥルー=フロスト
キャロル:マリー・ベス・フィッシャー
デニス:フランシス・ギナン
ジョアン:レべッカ・スペンス
2019年/アメリカ映画/英語/101分/ビスタサイズ/5.1chデジタル/カラー
原題:Saint Frances
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