『弁護人』のヤン・ウソク監督最新作、
緊迫の軍事アクション・エンターテイメント!
監督・脚本を務めたのは、観客動員数1,100万人突破の大ヒットを記録した実話映画『弁護人』で監督デビューを飾ったヤン・ウソク。ウェブコミック作家でもある彼の原作「鋼鉄の雨」シリーズは累計6,000万回の閲覧を記録し、自らメガホンを取り映画化した『鋼鉄の雨』(18・NETFLIXにて配信中)の主演チョン・ウソンとクァク・ドウォンを再び起用し、世界観を広げた〝全く新しい内容〟で本作を完成させた。脚本も自ら書き上げたヤン・ウソク監督は、急速に変化する国際情勢における歴史的背景や政治的な駆け引きなど、現実味のある出来事をダイナミックに投入。南北分裂の壁を乗り越え、平和に向かうためには何ができるだろうかという歴史的側面にも果敢に斬り込み、ドラマティックなストーリーをさらに盛り上げる。各国の原子力潜水艦をはじめ、航空母艦、駆逐艦、対潜哨戒機など軍事兵器が大挙登場する圧巻のダイナミズムが五感を揺るがすミリタリー系アクションエンターテインメント!
チョン・ウソン、クァク・ドウォン、ユ・ヨンソクの
実力派俳優による激アツ競演!
朝鮮半島の平和と調和をひたすら願い、米朝の間で調停役を担う韓国大統領役のチョン・ウソンは、国家のトップとしての卓越した理性と、一家の主である父親としての人間味にあふれた両面を披露。『ユリョン』に続く潜水艦映画への主演で観客の視線を集中させる。目的達成のためなら無慈悲な行為も躊躇しない北朝鮮高官に扮したクァク・ドウォンは、威圧的な愛国者を熱演。北朝鮮の最年少指導者に成りきったユ・ヨンソクは、瞳に炎を宿したかのようなエネルギーを放ちながら自身の魅力を飛躍的に拡大。自己中心的なアメリカ大統領に扮した俳優アンガス・マクファーデンや、日本の名優・白竜なども加わり、実在する各国首脳を彷彿とさせるキャラクターを個性的に演じている。
休戦から終戦へ── 朝鮮半島が動き出す
脱出不可能な原子力潜水艦に監禁された
韓国・北朝鮮・米国の首脳たちの激闘と葛藤が始まる!!
全世界が注目する「平和協定締結」に向け、韓国大統領ハン(チョン・ウソン)、北朝鮮委員長チョ(ユ・ヨンソク)、アメリカ大統領スムート(アンガス・マクファーデン)による首脳会談が北朝鮮で開催された。米朝間の意見が割れるなか、核兵器放棄と国交正常化に強く反対する北朝鮮の護衛司令部パク総局長(クァク・ドウォン)による軍事クーデターが突如勃発し、三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」に拉致監禁されてしまう。今にも核戦争に発展しうる緊迫状態のなか、国家の威信と野心をかけた者たちの思惑が交戦し、逃げ場のない潜水艦は戦場さながらの激闘へと突入していく──!!
韓国大統領 ハン・キョンジェ(チョン・ウソン)
「偉大な国の最も強い武器は、寛容と包容です。」
平和協定への署名権利のない非力さを感じながらも、冷戦の地となった朝鮮半島に平和と共存をもたらすため奔走。人質にされても権力にも武力にも屈せず、戦争を防ぐために北朝鮮と米国の指導者を説得する。
ユリョン (99)、MUSA -武士- (01)、トンケの蒼い空 (03)、私の頭の中の消しゴム (04)、デイジー (06) 、グッド・バッド・ウィアード (08) 、監視者たち(13)、愛のタリオ(14)、神の一手(14)、アシュラ(16)、ザ・キング(17)、鋼鉄の雨(18)、人狼 (18)、無垢なる証人(19)、藁にもすがる獣たち(20)
北朝鮮護衛司令部 総局長 パク・ジヌ(クァク・ドウォン)
「我々は祖国を守る人民軍であり、テロリストではない!」
核兵器を放棄してアメリカと外交関係を結ぶことが、北朝鮮の破滅につながると信じ込んでいる。北朝鮮委員長の警備担当職でありながら、武力を使ってでも自分の方法で自国を守ろうとする強硬派。
哀しき獣(10)、ある会社員(12)、悪いやつら(12)、悪魔の倫理学(13)、ベルリンファイル(13)、傷だらけのふたり(13)、弁護人(13)、タチャ~神の手~(14)、無頼漢 渇いた罪(15)、アシュラ(16)、哭声/コクソン(16)、ザ・メイヤー 特別市民(17)、鋼鉄の雨(18)、KCIA 南山の部長たち(20)、国際捜査!(20)
北朝鮮委員長 チョ・ソンサ(ユ・ヨンソク)
「アメリカが我々と国交を結ばなければ、核は渡さない。」
北朝鮮が繁栄する道は非核化と開放性であると考える若き北朝鮮指導者。強硬派の反対にもかかわらず首脳会談を進めたが、最も近い側近によって予期せぬクーデターで原子力潜水艦に拘束される。
オールド・ボーイ(03)、短い記憶(10)、建築学概論(12)、私のオオカミ少年(12)、ファイ 悪魔に育てられた少年(13)、提報者 ~ES細胞捏造事件~(14)、尚衣院-サンイウォン- (14)、隠密な計画(15)、ビューティー・インサイド(15)、その日の雰囲気(16)、愛を歌う花(16)
アメリカ大統領 スムート(アンガス・マクファーデン)
「私がアメリカを偉大な国にする。アメリカ・ファースト!」
政治の本質はショーという名のビジネスであるという持論を展開し、核兵器計画で帰国すると自慢して北朝鮮に向かう。原子力潜水艦に捕われている間もアツい気性は衰えを知らない。
ブレイブハート(95)、クレイドル・ウィル・ロック(99)、リベリオン(02)、ソウ3(06)、ソウ4(07)、レッドライン(07)、幸せへのキセキ(11)
監督・脚本 ヤン・ウソク
1969年10月24日生まれ。中学生の時にテレビで観た映画『黒いオルフェ』に魅了され、映画ファンになる。映画製作者になるには文学と哲学が必要だと考え、高麗大学で哲学英文の学士号を取得。13年製作の監督デビュー作『弁護人』は1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた事件をテーマに、ノ・ムヒョン前韓国大統領をモデルに描き上げた。多くの人の心を動かしたヤン監督は、「大鐘賞映画祭」「百想芸術大賞」「韓国映画評論家協会賞」「春史大賞映画祭」ほか新人監督賞を総ナメにし、一躍その才能に注目が集まった。 監督3作目となる本作では、世間の先入観や懸念を含んだデリケートなテーマに抵抗することなく観客を惹きつけ、南北朝鮮の調和への道を模索する社会的意義をも投げかけた。
弁護人(13)監督/脚本、鋼鉄の雨(18)監督/脚本
監督/脚本:ヤン・ウソク
撮影:キム・テソン
照明:ソン・ジェホ
美術:ヤン・ホンサム
音楽:キム・テソン
出演:チョン・ウソン、クァク・ドウォン、ユ・ヨンソク、アンガス・マクファーデン、白竜

2020年/韓国/韓国語/132分/スコープサイズ/5.1ch
英題:Steel Rain 2:Summit(原題:강철비2: 정상회담)
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配給:ハーク 配給協力:イーチタイム